そして日下ロスになった
基本的に私はドラマを見ません。嫌いだからではなく3ヶ月も見続ける事に耐えられない1週間待って続きを見ることに耐えられないから。
だから気になったドラマはDVDになってから一気に見る派です。
正直伊野尾くんが出てなかったら絶対見てないだろうと思う。
で、全話見てみての感想は・・・・実はよくわからない。
内容がわからないのではなく、良かったかどうかの判断が出来ないということ。
世間では色々と、もやもやしたままだとか、理論的整合性がないとか、伏線回収出来てなさすぎー!!!とか、言われてますが。
私的にはあれだけ膨らませた話を9話できっちり収めるなんて最初から無理無理!
てかこんな大フィクションドラマに何整合性求めちゃってんの?
伏線なんて全部想像で回収しろ!
最後の日下くんが消えるってのも曖昧な感じでいいじゃん?
そんな見方なんもんで、全くストーリー的な破綻は気になりません!
ただ!たった9話しかないのに5話のあの金田一少年的な白い部屋のくだりは全く必要なかった気もするし、斎藤の冷凍死体のくだりも視聴者に恐怖と謎を残しただけなので
、これこそ何らかの説明がないならいらなかったんじゃないかと・・。
ま、あくまでも素人な意見ですけど。
結局私としては、「そし誰」=「日下瑛治」 ただそれだけのお話でした。
「日下くん」
可愛い顔した癒しのバーテン。
実は寂しさのあまり心が壊れてるサイコパス。
あれから、日常の中で日下くんの狂気の裏の悲痛な叫びが浮かんできて、その瞬間世界が一瞬だけモノクロになる感じ。心がギューってなる感じ。
はっ!!!
これがいわゆる『日下ロス』いうものか!?
日下くんのこと思うと本当に悲しくなってきてしまう。
だからやはり最後は生きてるのか死んでるのかわからないままで終わって良かったと思うな。生きていればという空想ができるから。
空想では、実は生きてた馬場さんに瀕死の状態で助けられて今も眠り続けてる説。
ていうか馬場さんは生きてて欲しいよね。なんとなく。
てかさ!日下くんって。あれだけ綺麗な顔であれだけの頭脳で、なのに表の世界で生きられない、もしかしたら死んじゃったかもしれないって、世界の損失でかすぎない?!